Q.所有不動産の一部を売却を考えています。
可能なのでしょうか?
また可能であればどのようにしたら良いですか?
A. 土地売却の流れと注意点
所有地の一部を売却する際に必要な手順と注意点を理解することが重要です。
以下にその流れと詳細を説明します。
1. 売却したい土地部分の確定
まず、売却したい土地の部分を確定します。
この際、その地域の最適用途として利用ができる面積でなければ、良い条件で売却することは難しいでしょう。
また、売却しない土地部分に建物がある場合、違法建築にならない範囲でしか売却できません。
この点を踏まえて、分割部分を確定してください。
2. 最低面積の確認
次に、用途地域による最低面積を下回っていないかを確認します。
各地の用途地域や建築協定など各種条例で定められた最低面積があります。
その面積未満に分割すると、購入者は建築することができず、購入するメリットがありません。
建築士や不動産会社などの専門家に相談し、可能な面積を確定してください。
3. 測量士による分筆
売却をすると決めた部分の分筆が必要になります。
測量士に依頼し、測量を行い、分筆登記を依頼してください。
4. 売却依頼
売却面積が確定したら、不動産会社に売却活動を依頼します。
不動産会社は、土地売却に関わる各領域の専門家(税理士、弁護士、建築士など)との繋がりを持っているので、積極的に活用していきましょう。
以上が土地売却の基本的な流れとなります。
これらの手順を踏むことで、スムーズに土地売却を進めることが可能となります。