Q.不動産会社の宅地建物取引業の免許番号で信頼できる会社が分かると聞いたのですが、本当ですか?
A.宅地建物取引業の免許について
宅地建物取引業の免許は、不動産業を営むために必要です。
その表記は「都道府県知事( )第○○○○号」となります。
この中の( )内の数字は、免許の更新回数を示しています。
免許の更新は5年ごとに行われるため、この数字が大きいほど、その不動産会社の経歴は長いと言えます。
更新回数が多いことは、欠格事由がなく事業が継続できている証であり、信頼できる不動産会社の一つの指標となります。
しかし、宅建業法違反で業務停止を受けていたり、顧客との訴訟が起こっていることもあります。
そのため、各都道府県の宅建指導課等で違反履歴を確認することをお勧めします。
また、不動産業は担当者個人のスキルに格差があります。
そのため、会社の評価だけでなく、担当者が信頼できるかどうかも自身で判断することが重要です。
不動産は高額な買い物であり、ご不安になるのは当然です。
当社ではこれらの不安を払拭できるよう契約前にセカンドオピニオンと相談や調査をするサービスを行っております。
安心して購入を進めたい場合はお気軽にご相談下さい。
一方、会社が規模拡大し、複数の都道府県に支店を開設すると、都道府県の免許から国土交通省の免許に変わります。
その際、免許の( )内の数字も1からになります。そのため、業歴が長くても更新回数が少ない場合もありますので、ご注意ください。