Q.不動産業者から住宅ローンで不動産投資を勧められています。
金利が非常に低く、お得だとは思いますが、問題はないのでしょうか?
A.住宅ローンの借入金を他の用途に利用することは契約違反となり、以下のリスクがあります。
ペナルティ
・金利の引き上げ
住宅ローンは、住宅の購入資金としての利用に限定されているため、低金利に設定されています。
他の用途に利用した場合、通常のアパートローン金利に引き上げられる可能性があります。
・一括返済
金融機関によっては、契約違反を理由に借入残高の一括返済を請求される可能性があります。
法的リスク
・詐欺罪
住宅ローン借入時に虚偽の申請を行うと詐欺罪に問われる可能性があります。
信用リスク
・信用情報の悪化
住宅ローンの契約違反は、信用情報に履歴が残り、今後様々なローンやクレジットカードの審査に影響を及ぼす可
能性があります。
その他リスク
担保権の実行
住宅ローンの一括返済を請求され、期限までに返済できない場合、金融機関は担保権を実行し、競売手続きを申し立て、強制的に担保不動産の売却代金を回収する可能性があります。
このように様々なペナルティや法的リスクがあり、今後の人生に多大な影響を及ばします。
また、特定商取引法の対象ではなく、事業投資として判断されますので、自己責任が大きくなります。
不動産は安易に契約を締結してしまうと無傷では済みません。
不動産投資を行う際は、基礎知識を身につけ、メリット・デメリットを理解の上、行ってください。
弊社では、このような購入サポートとして「不動産購入前相談」サービスを無料で行っておりますので、お問い合わせください。